【修復的アプローチを企業人事部に導入する!】
と言う6ヶ月計画の取り組みの、折り返し地点が今日です。
5月1日から、6ヶ月間は、孫の子守とビジネス以外はやらないと決めました。
それで、既に予定が入っていた飲み会、遊び、趣味の会、ボランティアなど全てをお断りしました。
そしてビジネスは、日々の生活費を稼ぐための労働以外は、「修復的アプローチを企業人事部に導入する」ことに特化すると決めました。
これは私が16年間、労働問題を扱ってきた実体験に基づいたもので、最も自信がある分野です。
私の経験からは、多くの企業人事部が「人を裁く」ことが中心になっていて、それが労働問題を引き起こす要因となり、弁護士や社労士などの専門家と言われる人が、報復的・応報的アプローチで、これを後押ししてきました。
「就業規則に照らして、懲戒処分をする」と言う、企業人事部では当たり前に行われていることがこれの象徴です。
特に、ハラスメント的な行為をした人に対しては、他の従業員を守るために、処分する事はやむを得ないと言う風潮があります。
ところが私が関与した案件では、ハラスメント的行為者を処分することで、被害者と言われる人が、その後傷ついて病んでいくと言うことが立て続けに起こりました。
報復的・応報的アプローチでは、誰も幸せにならないのです。
そこで、「人を裁く」人事部から「人と人とを繋げる人事部」に変えるために、修復的アプローチを企業人事部に導入する」ことを自分の使命として、できる限りの発信をしてきました。
その結果、パワハラ的行為をする管理職に困っていた企業から相談を受け、修復的アプローチを企業に導入していくことを目的とした、契約をするに至りました。
また、部下から訴えられた経営者の方から、スポットで相談を受けて、修復的アプローチで仲介役を引き受けると言う案件も発生しました。
他にも、正しいけれども、その正しさゆえに、部下を追い込んでいる上司の相談も受けていて、そこも関わることになりそうです。
8回に渡って開催した。修復的アプローチ関連のZoom勉強会には、30名以上の方に参加していただき、その後FacebookグループやMessengerグループを作ることにつながっています。
昨日開催した会でも、休職を繰り返している心配な同僚と、感情を出さない同僚上司に対して、どんなアプローチができるだろうか?と言う話をその場で探求しました。
折り返し地点としてはまずまず順調で、おかげさまで日雇い派遣労働をしなくても生活が成り立つ位の収入は得られるようになりました。
ビジネスとしても、修復的アプローチが認められつつあると言う実感を得ています。
残り3ヶ月間、これで安心することなく、「人手が足りなくて、ぜひ修復的アプローチに挑戦したい人は仕事として手伝ってください」と言える位まで広げていきたいと考えています。
私は、労働問題の分野で、修復的アプローチを実践していることに関しては、日本でも他にはない、オンリーワンの取り組みをしていると言う自負があります。
誰になんと言われようとも、修復的アプローチこそが、職場に幸せをもたらすと言い切る自信があります。
この経験をぜひ活かして、幸せな職場作りを世の中に広げていきたいと考えています。
この趣旨に賛同していただける方、興味を持っていただける方は、ぜひ叱咤激励していただければと思います。
また、こんなことやったら良いのではないか?と言うアイディアもお待ちしてます。
これまで面識のない方からのコメントも大歓迎です。
ぜひ、多くの皆さんとの共同の力で、人生において、最も多くの時間を費やすとも言われている職場が、誰にとっても行きたくなる場所になり、幸せを感じる場所になることを、実現したいと思っています。
2025年7月31日
修復的アプローチの伝道師
元win-winの伝道師
村上達志